RIPとOSPFの違い(原理)
RIP
ディスタンスベクター型プロトコル
左右のルータから情報をもらい、各ルータがメトリック値を判断してテーブルに書き込む
メトリック値は宛先までの距離(ルータの経由数)
分散して処理するため、全体的に処理は軽いが、情報の収束が遅い(コンバージェンスが遅い)
OSPF
リンクステート型プロトコル
各リンクの情報を、更新ごとにネットワーク全体で共有する
各ルータに直接つながるネットワーク、速度が対象
情報収束は早いが、全体が処理する情報量は多くなる
経路決定におけるアルゴリズムは、ダイクストラ法で決定
ダイクストラ法手順
①スタート地点を決定 隣接するノードを把握
②隣接したノードまでの最短経路を選択(複数ならどっちでもいい)
③つなげたノードは仲間にして、隣接するノードを把握
④隣接するノードまでの最短経路を選択
以下③、④繰り返し
OSPF各確認コマンド
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/*ospfの全般的情報を表示*/ sh ip ospf /*ospfデータベース情報を表示 リンク数など*/ sh ip ospf database /*隣接ルータのリスト表示*/ sh ip ospf neighbor /*LSA情報を表示*/ sh ip ospf database network |
VLAN(mode access編)
ハンズオン

詳細
Boston-Honolulu間にChicagoスイッチが存在しているが、割愛
OsakaはDHCPサーバも兼ねている
演習手順
一旦、ハンズオン通りに作成後、Paspberry Pi(以下RP)1とOsaka1との疎通確認
(200.1.1.0 255.255.255.0のアドレスが振ってきてたらok)
RP2も同様
その後、各Honolulu-RPのVlanを入れ替え、RPに振ってくるアドレスも入れ替わっていることを確認
Vlan設定(mode access)
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①インタフェースにアクセス(Honolulu1 fa0/7とする) interface fa0/7 ②設定 switchport mode access /*アクセスモードに設定*/ switchport access vlan 11 |
メモ
mode accessは、各インタフェースにつきVlan1つ設定できる
少数ならまだしも、大量になってくると具合が悪い
そこで次のmode trunk
VLAN(mode trunk)編
ハンズオン

詳細
Osakaルータで、サブインタフェースを定義
DHCPは先と同じ
Honolulu間だけでなく、Honolulu-Osakaもtrunkに設定
演習手順
先とほぼ同様
ハンズオン通りに作ったのち、RP1-RP2間の疎通確認
その後、各Honolulu-RP間のVlanを入れ替え、アドレスも入れ替わったことを確認後、RP同士の疎通確認
Vlan設定(mode trunk)
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①インターフェースにアクセス(Honolulu1 fa0/4とする) interface fa0/4 ②設定 switchport mode trunk |
サブインタフェース
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①Osaka1 fa0/1.11を定義するとする interface fa0/1.11 /*.の後ろはVlanIDにするべし*/ ②カプセル化タイプ、VlanIDを指定 encapsulation dot1q 11 /*dot1qはカプセル化タイプ(場合によってはisl) 11はVlanID*/ ③アドレス定義 ip address 200.1.1.1 255.255.255.0 |
メモ
Vlanのパケットの動きがよくわかっとらん
要追記