頂いたラズパイカメラでお手軽監視カメラを

この記事は、 大阪工業大学 Advent Calendar 2021の18日目の記事です。

まえがき

いよいよ本格的に寒くなってまいりました いかがお過ごしでしょうか
体質的に動くとすぐ体が火照るもので、「寒くないのその恰好」と言われる毎日です

ところで、このAdvent Calendarですが、実は初知りで勢いで今書いています(11/28)
こういうの、「強者の集い」感があってすぐ委縮して逃げる癖があるんですけど、そろそろ克服しないといけませんね

さて、本記事は、頂いたカメラで簡単に監視カメラを作った話です
数時間あれば実装可能でしょう

ゴール

本記事のゴールは、Raspberry Pi OS(bullseye) + motionで(動体検知)監視カメラを動かし、別PCからブラウザで様子を確認するところまでです
やってること自体は数時間あれば済む程度で、実際トラブルシューティングの時間が多かったですし、むしろそっちのほうがスラスラ書ける 書いた

本題

以前こんなブログを書き、その後はSambaを動かしていました
ところが、11月中旬にラズパイ用カメラの案件を頂きまして、せっかくの機会だったので、自室に監視カメラでも置いてみるかということに

OS用意、アップデート

micro SDでRaspberry Pi OSイメージを作成、起動します(上記記事参照)
起動後は言語とかの初期設定が出てくると思うので、適宜選択

GUIでIPアドレスも固定してしまいます
右上LANアイコン右クリック→”Wireless & Wired Network Settings”
“Automatically configure empty options”のチェックを外して
interface,eth0の設定をします(有線の場合)

ターミナルから、いつもの

を実行、一度シャットダウンします

カメラ接続、動作確認

このカメラを使います

https://amzn.to/3ITz3J0

のちのち紹介しますが、安価でけっこう高画素数です

カメラ検討してる方はぜひ

スタンドが付いていましたが、今回は使わずに、ラズパイキットに接続する形にしました
カメラ以前買ったケースにカメラを接続します

端子の向きに注意します
(設置後に取り急ぎ撮影しました)

ラズパイ起動→ターミナルから、

を入力、インターフェース設定からカメラを有効にします(sshもこの段階で有効にしちゃいましょう)
もしかしたら、ここでもう一度rebootする必要があるかも

上記のコマンドで、カメラを認識してるか確認できます
supported=1 detected=1
と出れば、正常に認識しています
supportedが有効かどうか
detectedが接続されてるかどうかのステータスです

ちなみに、

のコマンドで、カレントディレクトリにxxx.jpgで静止画像が保存されます

買ったカメラで出力した画像がこちら

2592 x 1944のサイズでした。なかなか綺麗です

普通に、Webカメラとして使えそうに思います
Zoomなどに入ろうとするとRaspberry Piの性能の方がネックになりそうですが

そもそもZoomクライアント入らない気はする

motion導入、configいじり

インストールはこれするだけです
エラー吐いた場合は、ネットワークまわり、バージョンなどをもう一度確認しましょう

configファイルですが、/etc/motion/motion.confがそれにあたります
nanoでもvimでもお好みのエディタで、適宜変更します
今回は

demon off → on
norm 0 → 1
stream_localhost off → on

のみ設定しました

いざ動作確認

でmotion起動

別PCのブラウザから、”ラズパイのipアドレス”:8081にアクセスします
ちなみに8080は設定いじれたと思う

うごいた!!!!!!!

ちなみに、デフォルトだと撮影した動画の記録が延々と溜まっていきます
/var/lib/motionだったはず

定期的に削除するシェルとか、今後作りたいですね

おわりに(感想)

ストリームだと結構かくかくなんですが、保存された動画見てるとヌルヌル動くので、ちゃんとした防犯カメラにはなりそう

カメラの露出が結構いい味出してて僕は好きです

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です